先日 8月9日(日)に、福島県いわき市内のNPCバレエスクールと楢葉町作町1丁目仮設住宅にて、NPO法人トータルヘルスサポーターズの第12回被災地ボランティアを行ってまいりました。
今回の参加者は、
高洲カイロプラクティック整体院Oneの高田治郎先生、
柏オリーブの木カイロ整体院の梶原健太郎先生、
前回、ハーバルソルトワークショップで講師を務めてくださった古瀬陽子先生、
普段は、映画プロデューサーとして活躍している野村展代先生の4名で整体ボランティアを行ってまいりました。
また、今回も江崎器械株式会社様が施術用ベッドを提供してくださいました。
毎回毎回本当に感謝しております。
午前中は、いわき市のベースキャンプとしてお世話になっているNPCバレエスクールにて、チャリティ整体を行いました。
ベースキャンプNPCバレエスクールのチャリティ整体では、 整体施術1回につき、募金を頂いています。
こちらで集めた募金は、東日本大震災・津波で親御さんを失った震災孤児のお子さんをサポートするために、あしなが育英会の東日本大震災遺児基金へ募金をしています。
チャリティ整体を受けに来てくださっている方も、東日本大震災により大きな痛みをしょっている方たちですが、「より困っている子供たちの助けに少しでもなりたい。」という想いでチャリティ整体に参加してくださっています。
午後からは場所を移し、ベースキャンプのNPCバレエスクールにほど近い楢葉町作町一丁目仮設住宅に向かい、整体ボランティアを行いました。
今回の楢葉町(原発避難地域)仮設住宅はお盆時期ということで人もまばら。
その分、施術以外で比較的ゆっくりとお話しをする時間がもてました。
自治会の方も最初は「愚痴を言っちゃってごめんな~」なんて言いながらのおしゃべりが、最後の方は涙がこらえきれず言葉に詰まってしまう場面もあり、私も胸に込み上げてくるものがありました。
話の内容は、将来に対する様々な不安が未だに解消されないこと。避難者の方たちの中にも、格差が存在すること。
特に、楢葉町で細々と畑をやって生活している独居老人の方などは、楢葉町の避難指示が解除されて、それとともに補償金が打ち切りになってしまっては、楢葉町に戻って生活を立て直す気力や体力も残っておらず、将来に対して非常に悲観的になってしまっているということでした。